ZFMでの「アジア勢力」による解雇

掲載: 
31/01/2012

二輪業界が自動二輪車の輸入に苦情(抗議)を言っている、減産し解雇を始めている。

 

マナウス工業地域(PIM)の自動二輪車(時速50kmまでの50cc以下の原付二輪車)生産工場は価格でアジアからの輸入車に対抗出来ず従業員の解雇を始めている。今月Kasinski(カシンスキー)はシンクエンチーニャス(50cc)の生産が劇的に減産したため153名を解雇した。Kasinskiの社長でありブラジル二輪車生産社協会(Abraciclo)の副会長でもあるクラウジオ・ホーザ氏は「他の工場も同じ道をたどるであろう」と云っている。

「Kasinski、Dafra、Traxxは自動二輪車の主生産工場である、これらの工場で生産される自動二輪車は全体の車輛の30%を占めている(ホンダ社、ヤマハ社を除き)、適正な価格での競争が出来ない為にマナウスでの生産を減産させなければならない。」とホーザ氏は述べている。

Abracicloのデーターによれば、大衆には輸入の低価格車が安くて、経済的でうけており、輸入増加を促進させている。税制恩典を受ける為により一層の国産化と地域雇用拡大のための基本生産工程(PPB)を厳守してPIMで生産されているシンクエンチーニャより輸入車は最低でも20%以上低価格になってる。他の州にはこのような義務がない。ペルナンブコにある工場で生産されるShineray XY50 O2はR$2.890で購入することが出来る。一方、市場で多く見かける国産車はR$3.490(Kasinski Soft50)、R$3.490(Traxx Star50) の価格である。

2010年にはPIMで生産された35.054台の50ccまでのオートバイに対して90.150台が輸入された、これは輸入が157%以上の比率になっていることになる。ホーゼ氏によると、2011年は55%の増産計画であた、しかし2010年比150%を超えた。

自動二輪車の輸入にブレーキをかける為、Abracicloは連邦政府に介入を依頼したが、貿易工業開発省(Mdic)からも財務相からもいまだに回答がない。「マナウス・フリー・ゾーンをさらに50年延長しても、政府が我々の競争力を確保する支援がなければなんにもならない」とPIMの工業及びサービス業協会(Aficam)会長のクリストヴォン・ピント氏は語っている。

企業側は国内工業の競争力を保つ目的で工業製品税(IPI)の税率を現在自動二輪車で15%とオートバイで20%から30%;オートバイのシリンダー容量のカテゴリー毎に最低FOB(輸入)価格を設定して-で徴収されているものを35%の最大金額での統一を請願している。

 

別枠の写真の中

2010年

輸入:95.150台(記事の中の90.150台と違っている)

ZFMでの生産:35.054台

 

同じページに別枠として

 

Semp(センプ)は再び従業員の解雇

Semp Toshiba(センプ・トーシバ)は金曜日に引き続き昨日も解雇を行った。今回は150から200名の従業員、アマゾーナス金属労働者シンジケート会長の情報によれば解雇の理由は解らない。レポーターは会社と連絡を試みたがコンタクトできなかった。

(金曜日は300名解雇されたのとニュースがありました)

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