週間ニュース 34号
スペシャルバス会社の運転手スト
マナウス工業極（PIM）工場の従業員を送迎しているバスの運転手組合と会社側との交渉が進まない。
2カ月にわたるシンジケートと会社側の交渉の後、工業団地の従業員を送迎するバスのSindespecial（特別輸送会社従業員組合）は月曜日（6月3日）午前零時からストに入ることを宣言した。
このストは、マナウスで400以上の会社へ12万人の労働者を送迎している輸送機関のサービスを提供している組合のストため、工場の稼働に大きな影響を与える。 労働者組合によると、バス、ワゴン、マイクロバスを含め4600名の運転手とそれに付随する専門業務員は今までストを行ったことはない。しかし今回、会社側は従業員の要求を受け入れない状態が続き交渉の出口が見えない。2輪車業界の景気が良くなく給料を上げることが出来ないと云って、交渉に臨もうという気配がない。 Sifretam（アマゾナス州特別チャーター企業組合）には3500名の運転手と2500台の車輛があり、36会社と契約しており、工業団地の80%のサービスを維持している。 労働者組合の要求は、10%の給料調整と、セスタバージカ（基本食料積み合わせセット）をR$130,00からR$150,00へ引き上げること、またワゴン車とマイクロバス運転手の同一給与、さらに車輛の保全を担当するメカ、電気、塗装、板金、タイヤ等の専門職の給与を運転手と同様にすることを要求している。現在運転手はR$1500,00で専門職はR$1326,00となっている。 会社側は、10%の調整はインフレ率以上であり、今の企業側にはとっては非常に高い率であり受け入れることはできないと云っている。 ―2013年6月1日 ア・クリチカ 記事― ICMS税率統一法案 “税制戦争”解決に向けたICMS税率統一法案(MP)599/2012は上院経済問題審議会で承認され上院議院での議決待ちであったが、期限切れの6月3日まで採決される見通しがなく廃案となってしまう。 自由商業地域（ZFMを含む）へのICMS税率12%を維持しながら、他州間の税率を4%に統一する法案は、上院経済問題審議会で承認されたものの他州への期待感がなく討議が進んでいない。今回廃案になれば2015年までの持ち越しとなってしまう。 アマゾナス州には直接影響はないものの、他州でICMS税率が決定される情況が続くためにアマゾナス州への経済影響の不安定な状態が続く。 ―2013年5月31日 アマゾナス・エン・テンポ 記事― SONYは5億ヘアルの投資を実施 次回のワールドカップ向けた数年間のZFMの工場体制強化の戦略である ワールドカップの公式スポンサーであるソニーは、サッカーカーマニア向けに４K技術（高精細映像で描く、超解像エンジンシステム）を組み込んだ特別な製品に賭けている。ソニーは昨日（5月28日）に、2014年までのブラジルで今までマナウスで行った投資も含めて5億ヘアルの投資を行うと発表した。“ソニーは新製品の導入などで過去3年間に115%成長して来ている、今年は20%の成長し、ワールドカップまでにはさらに50% の成長を目指している”とソニー・ブラジルのオサム・ミウラ社長は説明している。 下期から、ワールドカップに焦点を当てた各種の製品が市場に出回ってくる。これらは過去数年にわたって詳細に市場調査を行った結果である。“商標の強さから昨年は各種のプレミアムを受け取ったが、今年も同様に実施していきたい”と社長は付け加えている。 ソニーの2013年の主力は、新しい技術のオーディオとビデオを登載したテレビである、これは7月から消費者に渡るようになる。“これらのテレビ商品は、55と65インチがあり、４KのLEDパネルを持ち、解像度は8,29メガピクセル（画素）あり、それはフルHD(ハイビジョン)のフラットテレビの4倍の解像度がある、とソニーのイチロ・タカギ副社長は語っている。 コンフェデレーション・カップはオンタイム（実況）での４K送信の最初の大きなテスト舞台となる。ミネイロゥン・スタジアムが４K受信のための特別に構築した移動式送信機の設置場所となる、しかしこれは一般向けではなく、スタジオ周辺の限られた招待者向けだけの送信となる。ワールドカップでは一般にも受信できるようになる。 そのほかに、サポーターボタン付きで、サポーターの臨場感を高めるシステムの、ブルーレイを組み込んだホムシアター等の製品も予定されている。 ―2013年5月29日 ア・クリチカ 記事―
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