今のところは 全て落ち着いている(航空貨物に関して)

掲載: 
17/04/2011

今のところは 全て落ち着いている(航空貨物に関して)

(2011年4月17日 ア・クリチカ新聞掲載記事)

 

地域工業のいかなる新しいプレッシャーでも空港での荷物の通関手続きの混乱を再び引き起こす可能性がある。

 

エドアルド・ゴーメッス国際空港での貨物の通関手続きは正常化している、しかしながらマナウス工業地域(PIM)にとっては、荷物の登録から通関終了するまでの各公共機関による通関時間は頭の痛いことである。電気電子機器工業会(Sinaees)会長ウエルソン・ペリッコ氏よれば企業が材料を受け取るのに5日から6日かかっている。

保管と通関の時間は空港管理会社、国税局、農務省などの関与する公共機関のつながりに関連している。ペリッコ氏によると、空港管理会社によって行われている物流ターミナル(Teca)の工事は2010年に発生した問題を解決し、今抱えている欠陥をカバーして現在の需要に対応できるようになる。しかし、年間約12%と2桁成長と同じリズムで成長を続けるPIMの将来の需要に追従するためにインフラ投資が必要である。「空港に投資をしなければ、これから先2年の間に同じ問題を引き起こす」と云っている。

 

香港

香港やオランダの空港では荷物は4時間で通関される、しかしブラジルでは大きな空港、港は満杯状態であり、マナウス特有の問題ではない。ペリッコ氏によれば、ここマナウスでの港の情況はさらに深刻である、PIMは実質2つの港の人質になっている;昨年の土砂崩れで差しとめ命令で稼働しているシバトンとスーパーターミナル。

アマゾナス州工業・サービス企業協会(Aficam)会長クリストヴォン・マルケス氏によれば、さらに情況を悪くさせているのは「検査官が少ない」ということである。エドワルド・ゴーメス空港は貨物の量からするとわずかにサンパウロのグアリューリョスとヴィラコポス空港に次ぐ三番目多い空港である。

昨年2月から4月、荷物ターミナルに溜まった荷物は母の日にむけた製品の需要の加熱に大きな問題を起こした。保税倉庫に充分なスペースがなく荷物は建屋の外で日光や雨にあたったまま置かれた。

空港管理会社の補佐官によると、2010年の初めの3カ月間、2009年の同じ時期に比べて輸入が212%増加した。2011年の3カ月間空港は1万3千トンと2010年の1万6千2百トンに比べ19,63%減っている。空港管理会社の貨物ターミナルの工事は80%終わっており、保管面積は増加し、飛行機2機が同時に貨物を降ろせる設備も購入されている。

空港管理会社によると、空港の拡張、近代化工事はこれから先10年に予想される物流増加に対応できるように計画されている。投資金額は1千八百万レアルである。

 

旅客ターミナル

エドワルド・ゴーメス空港の旅客ターミナルは2014年のワールドカップ開催に間に合わない国内9つの空港の一つである、経済研究所によると「ブラジルの空港の最近の投資は期待と心配半半である」。ブラジルではエベント(ワールドカップ)にむけて13の空港が工事に入っており。

 

検査官によると通関機関は違っている

空港税関の検査官ヘナット・カストロ氏によると、通関期間は順序と確認信号によって違ってくる。しかし、登録から通関終了まで、赤信号の(書類と現物確認義務)場合全てのプロセスで6日間要していることを認めている。全体の90%を占める青信号の場合通関は自動的に15時間で終了する。

「6日間は長い時間である、しかし我々は関係機関のすべての管理はないものの常に時間の効率を追求している。一つの手段として月1回問題と対策を協議する海外貿易関係機関とのフォーラムの開催である」と云っている。

空港では理想数の60%である60人の検査官と16人のアナリストが働いている。こんな状態でもカストロ氏は通関業者のエラーを少なくしていけば時間短縮は可能であることを述べている。

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