ビザなし渡米、事前承認が必要に

掲載: 
01/10/2008

米国土安全保障省は、観光や商用などの短期間の米国旅行について、日本人など査証(ビザ)免除の対象者に対し、インターネットの承認システムでの事前承認を義務づけると発表した。2008年8月から試行を始め、2009年1月12日に義務化する予定だ。

 同省は出発の72時間前までに申請することを求めている。自宅のパソコンなどから、氏名やパスポート番号、米国内での滞在先など、これまで機内で書類に記入していた内容を登録する。申請サイトは当初は英語だけで始まるが、10月半ばまでにはほかの言語のサイトも立ち上げる予定。ただ、記入は英語で行う必要がある。

 具体的な旅程が決まっていなくても登録可能で、登録後も変更できる。承認されると最長2年間有効で、複数回の入国が認められる。登録しなければ、飛行機に乗れなかったり、入国を拒否されたりする可能性があるという。当面、手数料は無料。

 9・11テロを機に始まった入国審査の厳格化の一環。同省のチャートフ長官は「航空機の搭乗前に係官が旅行者が威嚇かどうか判断でき、比較的簡単、効率的に安全保障を強化する方針だ」と説明している。

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