10年間でブラジルではオートバイが車より多くなる

掲載: 
26/05/2011

0年間でブラジルではオートバイが車より多くなる

(2011年5月26日 ア・クリチカ新聞記事)

 

歴史が輸送システムの変化を表す、サービス提供の貧弱さを補強。

 

(リオ)10年間で、ブラジルの道路ではオートバイの数が車の数より多くなるであろう。昨日のIpea(経済実態調査機関)による「ブラジル市街地の移動性」と題する研究で指摘された。この研究によると、過去10年間で公共輸送需要が30%減少したと発表している。同じ期間、車の購入は年平均9%の伸び、オートバイは19%伸びた。2012年からオートバイの購入数は車のそれを上回ると予想されている。

「10年間で二輪車社会の国になる。アジアの国々のモデルに向かっている。これらの国々では、オートバイが道に溢れている。これは公共交通手段が悪く、あまり存在しない為である。市民は公共交通手段を敬遠してオートバイを使用する傾向にある。オートバイは車よりも非常に多く汚染する。もし公共交通手段と比較すれば、40倍以上汚染する」と語るのは、Ipeaの企画調査のコーデネーター技師のカルロス・エンリッケ・リベイロ・カルバーリョ氏である。

死者

カルバーリョ氏はさらに、オートバイによる死者は車のそれより非常に多いと警告している。1997年には12.500人の歩行者が死亡し、973人がオートバイで死亡、3.900人が車によって死亡していた。7.600.000台のオートバイが交通に加わった以降の2007年には、8.118人がオートバイによって死亡、歩行者の死亡は9.657人に減少、車での死亡は8.273人に増えたと警告している。

変化

Ipeaの調査によれば、リオ・デ・ジャネイロの例であるが、市街地での移動手段の変化は、1950年はトロリーバス(電気バス)が殆どの移動手段であった(年間乗客数649.000.000人)、二番目がバスで(216.000,000人)で車が(20.000人)であった。2005年には、車での移動が1.600.000.000になり、バスが1.500.000.000、汽車と地下鉄が259.000.000となった。

便利性

カルバーリョ氏によれば、この現象は、自動車、オートバイへのクレジットファイナンスの強化と長期間ファイナンスの影響である。-オートバイを例にとれば、月々に支払い金額が公共交通手段の運賃に近づいてきている。高い公共交通運賃も態勢の変化に影響している。-1995年以降、市街地のバスの運賃はINPC(全国消費者物価指数)のインフレ率より60%以上高くなっている

 

 

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