日本人アマゾン移住80周年記念式典

1929年にアマゾナス州マウエス市に9家族と単身者17名、計49名が入植して今年で80年となる。これを記念してマナウスでは、9月20日9時から西部アマゾン日伯文化会館にて記念式典が行われた。 式典には地元関係者をはじめ、日本からの表敬団、ブラジル全土から集まった故郷めぐりの団体等多数が参列した。

式典は、9月20日西部アマゾン日伯文化協会会館で9時過ぎから行われた。アマゾナス州軍隊の音楽隊によるブラジル、日本両国歌の演奏があり、実行委員長の西部アマゾン日伯文化協会錦戸健会長挨拶、日本各県（三重、大阪、群馬、埼玉、静岡、兵庫、鹿児島、東京、宮城、岡山、秋田県等）からの祝電披露、日伯議員連盟代表井上信治衆議院議員挨拶、在伯日本国島内憲大使による皇太子の祝辞披露、福岡県海老井悦子副知事挨拶、アマゾナス州からは州立アマゾナス大学マリレーネィ・コヘイア学長の挨拶と続いた。

各来客の挨拶後、先没者への黙祷、日系社会に大きく貢献された故ジルベルト・メストゥリーニョ氏への表彰がヴァネッサ下院議員へ手渡された。

続いて行われた外務大臣表彰では、べらビスタ移住地アサヒ自治会（橋本博美会長）、エフィジェーニオサーレス自治会（宮本倫克会長）が表彰を受けた。

その後、高齢者表彰と出席者全員による記念写真撮影が行われ、厳粛の中にも和やかな雰囲気で式は終了した。

式典終了後、参加者は慰霊碑へ移動し、慰霊碑への献花を行った。