二輪業界の現調化(ローカル化)

掲載: 
31/07/2011

二輪業界の現調化(ローカル化)

(2011年7月31日 ア・クリチカ新聞記事)

 

オートバイに対する新しいPPB(基本生産工程)はマナウス企業の部品生産量に顕著な増加をもたらす。

 

マナウス工業地域(PIM)の二輪車業界に新しく参入しようとしている工場の部品輸入は、既に進出している企業に比較してメリットはなくなる。これらはマナウス・フリー・ゾーンで生産されるオートバイ、自動二輪車、スクーター、三輪車、四輪オートバイに対する新しいPPB(基本生産工程)の主な特典である。とマナウス金属・メカ・電気企業シンジケート(SIMMMEM)会長のアタイディス・フェリックス氏が語っている。

主に、ローカル供給業者の参加を増大させ、一貫生産を目指し、地域の雇用増大させることによって生産チエーンを濃くすることを目的とした新しいPPBは2012年7月から効力を発揮する。従来、企業は新しいモデルの年間生産台数2万台までは部品の輸入ができたが、今後は年間1万台がリミットである。

「今後、輸入は企業の規模に応じて同じ条件になるであろう。従来、企業は大きなロットで輸入出来、また輸入してきたが、今後はそれが制限される」とアタイディス氏は語っている。

省間通達 151/2011によれば、新しいPPBは4つの項目からなっている; 250ccまでのプラスチック部品成型、450ccまでの全てのモデルのシャーシーの全溶接と塗装、エンジン組立、最終製品の完全組立。

 

マナウスは強い

 

SUFRAMAによれば、これまでの規則の歪みを修正するために方法(部品の国産化算出方法)の変更を行っい、業界の競争力の刺激を図った。SUFRAMAの工業プロジェクト担当総コーディネーターのグスターボ・イグレージャ氏によれば、PPBはオペレーションの数をカウントするシステムから、各企業の生産規模によって地元、国内市場から調達した部品のプロセスの性質に従ったポイントをカウントになった。「このポイント方式は、どれだけの工賃と投資の付加価値のある部品が製品の中に占めるかを考慮した方式となる。重要な部品ほどポイントは多い、例えばシャーシーのように。」と総コーディネーターは説明する。

他のメリットは、ローカル調達部品のウエートが重く、同じ部品でも国内の他の地域での調達に比べポイントが50%加算されている。例として、リヤークッションでは、国内調達では9ポイントであるがローカル調達であれば13,5ポイントとなる。

イグレージャ氏によれば、現在マナウス・フリー・ゾーンでの国産化率は平均70%から75%になっており「フリー・ゾーンとしては特別である」

 

以上

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