二輪が息を吹き返す
(2011年5月22日 ア・クリチカ新聞記事)
燃費経済性がマナウアーラ(マナウスの人たち)を交通渋滞時にオートバイを選択する要因になっている。
今年下期4カ月間だけでアマゾナス州では7.400台の新しいナンバープレートが取得されている。これは昨年2010年同時期の18,4%増加となっている。
モトタクシーのカテゴリーが規制化されればこの数はさらに増加するであろう。-ゆうまでもなく、車を家に置いて二輪車で出かけることも出てくる。
機敏性、燃費経済性が新しい消費者を引き付ける要因となっている。また、オートバイをその日の生活費(日銭)の糧としているグループも含めて。
業界の大手製造会社の中で、ヤマハのオートバイの中で経済性の面で一番求められているのは、ブラガ・モットス販売店ではFactor YBR125、Crypton T115である。初めのFactorはメーカーのマニュアルによれば1リットルで45kmまで走行可能で、リザーブタンクの信号が出てからも100km走ることが可能である。CryptonはFactorよりもリッター当たりさらに3km多く走ることができ、4リットルのタンクが装備されており、リザーブタンクになってからでも平均50km走行できる。
Factorの平均価格はR$7.500,00、CryptonはR$6.000,00「ノーバ・シダーデ(市の北部)から市中心地に仕事に通うのに毎月R$540,00を使っていた」というセールスコンサルタントのエバンドロ・ソウザ氏は。彼が購入したFactorでは月R$120,00しか燃料に使わず、交通渋滞でのロス時間も少なくなったと云っている。
ホンダ社のオートバイ販売店であるマナウス・モトセンターで一番売れているのは毎月の全売上の70%を占めるBras NXRである。それはモトタクシーの優先的オプションであり、マナウス・モトセンターでは毎月200台販売している。Bras NXRは1リットルで約50km走行でき、エレクトロニックインジェクションで、デフェレンシアはショクアブソーバーである。販売員によれば、オートバイで毎日仕事をする人にとっては最適である。このモデルの価格はR$9.700,00。他のオプションはFan CG125とエレクトロインジェクションのFan 150のモデルである。これらのモデルの平均価格R$5.900,00である。
日本企業以外に中国のCR Zongsher(宗申)グループが経営するカシンスキーも経済的なモデルを所有している。その中で Prima Electra 2000(ブラジルで初めて製造された電気スクーター)、Prima 500ミニ電気スクーター、それにSoft 50(原付二輪車)。
電気オートバイのバッテリーは110V、220Vのコンセットに繋いで充電でき、6時間から8時間で完全充電できる。
工場での走行テストでは、Soft 50は1リットルで54km走行出来た。3,5リットルのタンクで189kmの走行が可能である。クリーンエネルギーオートバイの価格はそれぞれR$5.390,00 R$2.490,00である。 Soft 50は R$3.490,00である。これらのモデルはTewyで見ることができる。
戻る