マナウスのデモ行進とフェスチバル・デ・パリンチンス

掲載: 
23/06/2013

次の水曜日(26日)に新たなデモ行進を予定

 先日9万人動員した反政策運動組織は、マナウスの幹線通りでの活動を拡大する

 先週木曜日(20日)に警察発表で9万人を動員してマナウスの幹線通りを埋め尽くした国民抗議行動組織は、今週水曜日(26日)17時から新たな抗議デモを予定している。行進ルートはまだ発表されていない。

 ある学生は、政府への要求事項を拡大し、抗議行動者達と国民の不満が政府に届くようにする、と云っている。全国的に広がっている抗議デモは暴投化してきている、初めは学生達のバス料金値上げの不満、学生へのフリーチケットの要求から、教育、医療政策の充実、政府の腐敗と拡大し、巨額の費用を費やしているワールドカップ開催反対までと内容が拡大し、政治団体が参加し、一部の政府不満分子が暴徒化を扇動していると思われる。抗議行動は全国20都市に拡大、100万人の参加となってきており、20年前にコロ―ル大統領を弾劾裁判に導いた、インピッシマンの全国的規模の学生を中心とした活動以来の大きな抗議行動となっている。

 ルセフ大統領が予定していた、26日からの日本訪問は延期されることになった。これでまたブラジル-日本の関係は、ブラジル-中国、韓国関係よりさらに数歩後ずさりすることになる。

先日(20日)の抗議デモ行進は

 20日のマナウス市中心からスタートして抗議デモは、8万人を纏めた集団は、アレーナ・ダ・アマザオニアへ、他方3千人の小集団はマナウス市役所へと行進を進めた。小集団グループのごく一部の過激なグループが市役所の侵入を試みたが成功せず、警察の車や、市役所付近の商店に投石、一部の店の掠奪、公共バスに火を放、破壊して小川に放置するなどの過激な行動が報道された。一方、アレーナ・ダ・アマゾーニアに向かったグループは州警察の音楽隊を先頭に行進し、最終集合地点であるアレーナ・ダ・アマゾーニアの建設工事現場に集結し、アレーナ・ダ・アマゾーニア背を向けて国歌の斉唱を行い、平穏無事に終了した。

今週末は、パレンチンスのフェスチナバル・デ・ボーイです

 今週の金曜日、土曜日とアマゾナス最大の祭典である、フェスチバル・デ・ボーイがパレンチンスの町を、赤(ガランチード)と青(カプリショーゾ)の二つ分けて、ボンボドロモ(ボーイ祭典広場)で金曜日、土曜日とボーイ・ダンスの祭典が競われ、優勝者が決まります

 2008年から、カプリショーゾ、ガランチードと各年交替で優勝しており、昨年はカピリショーゾ(青)が優勝しています、今年はどちらになるでしょうか。

 この祭典のクニャン・ポランガ(ミス・ボーイ)の写真が公開されています。

ク0ニャン・ポランガとは、女の聖職者、闘士、守り神等の意味があり、要は力強い綺麗な女性の代名詞である。

 アマゾネンセ(アマゾン育ちの女性)の美女です、世界中に紹介されます。

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