アマゾンに入った日本人もいろいろ苦労して代用日本食を案出したが、代用品を越えてホンモノ以上?になったものにジャンブーの佃煮と、マパラのかば焼きがある。
ジャンブーは「アマゾンの味・ツクピー」で述べてあるように、アマゾンではいくらでも出来るセリ科の草で、芳香性精油分を含んでいるから、ピリリと辛い。
これを一寸湯がいて、醤油でゆっくりと煮詰めて作るのだが、あらゆる佃煮の中で一番うまいと思えるほどの秀逸といわれている。
日本の葉とうがらしと山椒を混ぜ合わせたような味と辛さだが、もっとまろやかで上品、日本のうるさい食通に食べさせても一級の折り紙をつける逸品である。
もう一つはマパラのかば焼きだ。これは体長20センチの細長く平べったい魚で鱗がない。
3、4、5 <span \'MS="" 明朝\',\'serif\'\"="">かば焼きにするマパラは余り大きくてもいけないらしい。また焼き方にもコツがあって誰でも簡単につくれるものではないらしいが、上手に焼いたマパラはアマゾンの珍味である。
リンク:
[1] https://samicultura.com.br/ja/caixa-do-conhecimento/culturacomidas