パリンチンスは人口約12万人で、ブラジル北西部アマゾナス州第2の都市であり、同州東部に位置する、またパリンチンスはアマゾン川の島であもある。
毎年6月に行われる民族祭(Festival Folclório de Parintins-フェスチバル フォルクローリオ デ パリンチンス)が有名。
これは、ブラジル国内では、リオのカーニバルに次いで2番目におおくの観光客を呼び寄せる定期的な祭りである。
Festival Folclório de Parintinsは、ボーイブンバ祭(Festival do Boi-Bumba)や単にフェスチバルと呼ばれ、6月の終わりの3日間にわたって繰り広げられる。
この祭りは、生き返った牛についての伝統を祝うもので、2つのチームで競争が繰り広げられる。
紅組「ガランチード(Garantido)と青組(Caprichozo)」に分かれたチームが、アマゾン川流域に住む住民らの衣装をまとい歌や踊りを3夜にわたって競い合う。
フェスチバルは、その年のテーマ従って2時間半連続して行われる歌の作詞・作曲と踊りの振付、さらには巨大な山車の作成を時にはリオのカーニバルの専門家を呼んで1年間かけて準備される。
独特なリズムと、高さが20mを超える巨大でカラクリを施した山車は圧巻である。