集中監視指令センター見学会

2016年5月21日、アマゾナス日系商工会議所主催で、アマゾナス州公安局の集中監視指令センターの見学会が行われた。

CICC(集中指令管理センター)は、2014年7月にマナウスで行われたサッカーワールドカップ開催に合わせて、

2700m2の大きさで6800万ヘアル(当時 約28億円)を投じて設置された。

CICCは、連邦、州、市の約30に及ぶ機関が連帯して活動を必要とする、大規模エベント、非常事態に使用される。

集中監視指令室には、市内約230か所に設置された監視カメラから送られてくる映像を、

ビデオ・ウォールと呼ばれる幅11mの壁に設置された36台のモニターに映し出される。

全面には、インターネットの接続された電話、モニターによって指令できる35個のボックスが設置され、

州軍警、市警、消防局、交通局、緊急医療機関、さらには軍隊との連結して行動指令が管理統括されるようになっている。

外部設備としては、エレベーター式プラットフォーム監視車、移動式監視車2台、移動式警察署があり、

さらに、河川監視用に9台の監視艇(ランチ-ボート)、12台の牽引トレーラー、空からの監視用にヘリコプターなどが準備されている。

また、CICCに隣り合わせて、2008年に設置されたCIOP(セキュリティーオペレーション集中センター)があり、

ここでは、軍警、市警、消防局、交通局、医療機関などから派遣された60名から100名が常時監視、対応活動を行っている。

 

 

 

掲載: 
21/05/2016

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